メイプル超合金のカズレーザーさんに似ていると言われている向翔一郎(むかいしょういちろう)選手。
柔道に総合格闘技の動きを取り入れるなど、型にはまらない柔道が持ち味です。
自由奔放とも言えるその柔道スタイルは、2018年の柔道グランドスラム・パリ・2019年の全日本選抜柔道体重別選手権大会などを制覇し、とどまるところを知りません。
柔道ファンならずとも人々を魅了する破りな柔道が、東京オリンピックの大舞台で見られる日も近いのではないでしょうか。
ここではそんな向翔一郎選手のこれまでの軌跡を見ていきます。
- 向翔一郎選手のパーソナルデータ
- 向翔一郎選手の性格や人柄
- 向翔一郎選手の今までの成績・高校や大学などの経歴
- 向翔一郎選手のかっこいい筋肉インスタ
- 向翔一郎選手の事が書かれてあるみんなのツイッター評価
目次
向翔一郎選手のパーソナルデータ
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生年月日 | 1996/2/10 |
階級 | 90kg級 |
出身地 | 富山県 |
得意技 | 内股 |
世界ランキング | 8位 |
身長 | 178cm |
体重 | 90kg |
所属 | ALSOK |
五輪代表歴 | なし |
選手HP | なし |
選手SNS(twitter・instagram) | official instagram |
向翔一郎選手ってどんな人?
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向翔一郎選手は、父親が柔道指導者だったこともあり、4歳と幼い頃から柔道を始めます。
小学4年生から頭角を表すようになり、中学では柔道の私塾として有名だった今は亡き東京の「講道学舎」に所属。
周りの人にも恵まれ、厳しい練習と気の知れた仲間たちのおかげで充実した柔道生活を送ることができました。
しかし、富山県に移り住むと、環境が一変。
講道学舎出身ということで周りが向選手を持ち上げ始め、本人も熱心に練習しなくなりました。
そのためそれまで圧勝していた同級生にまで敗れ出し、低迷してしまいます。
その後、父親から生活態度を改めるように説得されると再び練習に励み、全国大会や世界大会で上位進出するめざましい活躍をするようになりました。
実業団に所属すると、国際大会で「日本人たるもの、世界一は使命」とコメントしたり、日本代表として恥じない意識を持つようになっていきます。
肉体も精神も脂が乗った2020年の東京オリンピックでは日本代表として、金メダルが期待されます!
向翔一郎選手の経歴
- 4歳で柔道を始める。
- 高校3年生でインターハイ5位入賞。
- 大学1年生で全日本学生柔道優勝大会にて優勝。
- 2015年世界ジュニア柔道選手権大会で団体戦メンバーとして出場し、優勝する。
- 大学4年生で全日本選抜柔道体重別選手権大会で初優勝。
- 2017年、講道館杯で、優勝する。
- 2018年、グランドスラム・大阪にて優勝。
- 2019年、世界選手権で銀メダル獲得。
向翔一郎選手の柔道スタイル
向翔一郎選手の柔道スタイルは左組みから始まり、「背負い投げ」や「内股」、「大外刈り」などの技で勝負を決めにかかるのが特徴です。
相手を崩してからの「寝技」もうまく、かつてインタビューで「自分は、勝負度胸はある方だ」と語る通り、思い切りのよい柔道をします。
また、総合格闘技のキックボクシングの動きを取り入れ試合に活かしたり、柔軟な発想力も持っています。
試合後のコメントでは「普通の人なら全治1カ月でも、1週間で治します!」や「まだまだ我慢が足りない。自分にムカつく。2位は1回戦負けと同じだし、これだけ悔しいのは初めて」と強気なコメントも頼もしいです。
人によってはビッグマウスと捉えかねない言葉でも向選手なら・・・と思わせてくれる何かを感じずにはいられません。
向翔一郎選手の得意技:内股
向選手の得意技の一つである「内股」は、相手を腰に乗せ、股の間から足を跳ね飛ばして投げる技です。
足技の中でもダイナミックで派手な技が「内股」で豪快な向選手にピッタリの技ですね。
向選手はこの「内股」の他に「大外刈り」「背負い投げ」が得意技で、この3種類のいずれかをフェイントに使い、いずれかで勝負を決めることが多いです。
相手選手にとってはどれも恐ろしい技に見えることでしょう。
向翔一郎選手のかっこいい筋肉インスタ
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タンクトップから見えるたくましい腕が印象的ですね!
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頼もしい筋肉です。
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厚い胸板に太い腕!女性の憧れですね。
向翔一郎選手の2020東京オリンピックへの期待
前回のリオオリンピック90kg級ではベイカー茉秋選手が金メダルを獲りましたが、今回の東京オリンピックでは向選手に金メダルの期待がかかります!
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