柔道73kg級の大野将平選手は、ハードなトレーニングで鍛え抜かれた肉体と、類まれなるセンスを持つ柔道家。
幼い頃、兄の影響から柔道を始めた大野選手は、これまでの大会で残してきた輝かしい栄光の記録と周囲の期待を背負い、東京オリンピックの舞台に立とうとしています。
2019世界柔道選手権、男子73キロ級で6試合オール一本勝ちで優勝するなど、ここ最近は特に調子が良いです。
そして2020年の東京オリンピックでは、2016年のリオデジャネイロオリンピック金メダルに続き、連覇の期待がかかります。
ここではそんな柔道期待の星、大野将平選手の人となりや柔道スタイル、得意技など紹介していきましょう。
- 大野将平選手のパーソナルデータ
- 大野将平選手の性格や人柄
- 大野将平選手の今までの成績・高校や大学などの経歴
- 大野将平選手のかっこいい筋肉インスタ
- 大野将平選手の事が書かれてあるみんなのツイッター評価
目次
大野将平選手のパーソナルデータ
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生年月日 | 1992年2月3日 |
階級 | 73kg級 |
出身地 | 山口県 |
得意技 | 大外刈・内股 |
世界ランキング | 11位 |
身長 | 170cm |
体重 | 73kg |
所属 | 旭化成 |
五輪代表歴 | リオデジャネイロ金メダル |
選手HP | なし |
選手SNS(twitter・instagram) | official tweet official instagram |
大野将平選手ってどんな人?
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2歳年上の兄の影響で幼少の頃から柔道を始めた大野将平選手。
柔道の名門・講道学舎で基礎を鍛え上げ、その後進学した天理大学では技の底上げや精神面での成長など、着実に柔道家としてレベルアップしていきます。
技術的にも精神的にも粗削りだった大野選手は、いつしかオリンピックでも活躍が期待される選手になっていきました。
指導者や同僚、仲間などに対する礼儀も大変良く、インタビューなどでは試合で勝てたのは「監督の指導のおかげ」「周囲のサポートがあってこそ」と語り、周りに対して大変気を遣う慎ましい一面もあります。
日々のトレーニングでは自身の約3倍の重量の220kgダンベル上げや二人一組で行う全6種類の短時間サーキットトレーニングなど、非常にハードな内容をこなしたりしており、努力家な一面も。
井上康生監督に「金メダルに一番近い男」と称され、その言葉通りリオデジャネイロ五輪では金メダルを獲得した大野将平選手。
東京オリンピックでも期待がかかります!
大野将平選手の経歴(世界選手権など)
- 7歳で柔道を始める。
- 中学2年生時、近代柔道杯全国中学生柔道大会で5位入賞。
- 高校2年生でインターハイ優勝。
- 大学1年生でフランスジュニア国際大会でチャンピオン。
- 大学3年生でグランドスラム・東京大会で金メダル。
- 2016年リオデジャネイロオリンピック73kg級で金メダル獲得。
- 2018・2019年のグランドスラム・デュッセルドルフにて2連覇。
- 2019年東京で行われた世界柔道選手権大会で優勝。
大野将平選手の柔道スタイル
大野将平選手の柔道は、「力で真っ向勝負」をするスタイル。
具体的にはハードなトレーニングで鍛え上げた腕力と体幹の強さ、技のキレやスピードなどで対戦相手を力ずくで自分のフィールド(得意な形)に持っていき、勝負を決めていきます。
右組みから始まる得意技の「内股」や「大外刈」は非常に切れ味が鋭く、豪快に相手をなぎ倒す威力は破壊力抜群。
また、理想として1本勝ちで勝ちたい、と本人も語っており、見ていてとても気持ちの良い柔道が多いです。
大野将平選手の得意技:大外刈
感覚的に使っていた技を学術的に研究し、通っていた大学院で修士論文を書き上げるまでにした、自身の得意技の「大外刈り」。
独特な引き手から始まり、わかっていても防げないと言われる大野の大外刈りはキレ味が素晴らしく、相手を瞬時になぎ倒します。
大野将平選手の得意技:内股
大野選手の内股の最大の特徴は、相手に仕掛ける際に右足を狙う「大外刈り」か左足を狙う「内股」か同じモーションのため区別がつかないところ。
ギリギリまで引っ張って状況に応じて瞬時に選択し、技をかけていくのです。
大野将平選手のインスタ
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激しい試合で勝利したあとの清々しい表情がいいですね
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気合を入れて帯を引き締める姿がカッコイイですね。
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鍛え上げられた筋肉はインスタ映え抜群!
大野将平選手の2020東京オリンピックへの期待
心技体、すべてがさらに成熟して迎える東京でのオリンピックが、もうまもなく始まります。
大野将平選手の代名詞になりつつある、「一本勝ち」でオリンピック連覇に期待です!
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