2020年7月から8月まで行われる東京オリンピック。
日本国内で行われるだけあって、大いに盛り上がっていますが、この時期の日本の暑さは熱中症のリスクを示す数値を大幅に超える事が予測。
そのため、室内競技での応援であっても油断できません。
そこで今回の記事では熱中症から自分の体を守るための、必需品を細かく紹介したいと思います。
目次
2020年東京オリンピック開催時はどれくら暑い?
東京オリンピックの開催期間は2020年7月24日〜8月9日の真夏です。
その暑さは尋常ではないことが予想され、特に屋外で行われる競技では選手だけでなく観客への影響も心配されています。
熱中症のリスクを示す数値に暑さ指数(WBGT)があり、28以上で熱中症は警戒レベル、31以上では危険レベルです。
大会期間中の過去5年間のWBGT平均値を見ると、警戒レベルが1日あるだけでそれ以外はすべて危険レベル!
これは激しい運動の中止や、イベントの中止などの対策が必要なレベルの暑さ。
オリンピックはそんな危険な環境で行われる可能性が高いんです。
オリンピックの屋外観戦では暑さ対策が必須といえるでしょう。
新国立競技場はエアコンがない!?
新国立競技場にはエアコンがありません!
総工費削減のため整備計画の変更が必要になり、エアコン導入費用の削減が行われたことがその理由。
それにかわる対策として、風が通りやすい「通風設計」、「気流創出ファンの設置(185台)」、「ミスト冷却装置の設置(8か所)」が行われていますが、その効果は未知数です。
しかも、フィールド部分に屋根はなく、観客席部分には屋根があるとはいえ時間によっては直射日光が当たることが予想されています。
そのため、観客側で念入りな暑さ対策を行う必要があると言えるでしょう。
東京オリンピック観戦時に必須の暑さ対策グッズ25選
首掛け扇風機
首にかけて使うタイプのポータブルファン。
本体は約160gと軽量で首への負担も気になりません。
扇風機部分が2つあり、自由に角度を変えることで涼しい風を顔に当てることができます。
USBでの充電式で、最大で6時間の連続使用が可能です。
ハンディファン
こちらは手で持つタイプのハンディファンで、卓上設置も可能なタイプ。
風量は5段階調整が可能で、しっかりとした涼しさを感じられるパワーがウリです。
USB電源と充電池の使用の2つがあり、充電池では最長8時間の連続使用が可能。
ストラップ付なのがうれしいポイントです。
空調服
空調服は、服の側面に小型ファンがついていて、服の中に外気を取り入れることで汗を気化させ、涼しく快適にすごせるという優れもの。
スタンドカラー付きで直射日光の当たりやすい後頭部へ風が抜ける仕組みになっており、熱中症予防に効果大です。
こちらはベストタイプの商品、充電式バッテリー使用により最大風量で約10時間動作します。
ベルトファン
本体をクリップでズボンのベルトに引っ掛け、服の中に風を送り込むのがベルトファンです。
ファンから空気を取り入れ身体と服の間に流すことで、快適な涼しさを生み出す仕組み 。
服の内側に入れるので、外から目立たないのがうれしいですね。
USBケーブルで充電可能な充電池式で、6時間の連続使用が可能です。
かぶるかさ
大きな傘を頭にかぶることで、両手を使わずに夏の強い紫外線をブロックできるのがかぶるかさです。
頭に固定するヘッドバンドは調節可能、あご紐付きなので多少の風が吹いても使用できます。
帽子部分は風が通りやすい二重構造、涼しく快適に過ごせる工夫がされているんです。
折りたたみ傘のようにコンパクトに畳めるのもうれしいですね。
ヘッドクール
水で濡らして帽子の中に入れるだけで、頭部を冷やせるという暑さ対策グッズ。
吸水速乾性生地を使用しており、気化熱により涼しさを生み出す仕組みで、何度も繰り返し使えます。
凍らせるとさらに効果がアップ!
帽子の中に入れるタイプなので、外から目立たないのもうれしいポイントですね。
スマートウェアラブルエアコン
首に巻き付けて使用するのが、スマートウェアラブルエアコン。
電気で冷やされたプレート部分を首に当てて熱中症対策に重要な頚動脈を冷やすことで、涼しさを得る仕組みです。
人体工学に基づいたデザインで、サイズも2種類から選べ、さらに微調整可能なので首にフィットしやすくなっています。
暖房使用も可能なので、寒い時期にも活躍し、首周りの筋肉を温めて肩こり改善なんて使い方もできそうですね。
冷却スカーフ
水にぬらして首に巻くことで、首周りをひんやり保つことができるのが冷却スカーフ。
水をゆっくりと気化させることで、首の表面温度を下げる仕組みで、繰り返し使用が可能です。
冷えすぎず、優しいひんやり感が持続するため、小さいお子さんやお年寄りでも安心して使えます。
20時間以上ひんやり感が持続するのもうれしいポイントです。
クールタオル
水で濡らして、しぼって振るだけであっという間に冷たいタオルができるのがこの商品。
温まっても、軽く振るだけですぐに冷たくなるので繰り返し使用することができます。
軽くて弾力性と通気性に優れており、首や頭に巻いたり汗を拭いたりと、様々な用途に使えるんです。
ミスト噴射機能付きスクイーズボトル ドリンクミスト
一見、普通のドリンクボトルですが、体表を冷やすのに効果的なミスト噴射機が付いているといういう優れもの。
冷えたスポーツドリンクを飲んで、火照った身体にミストをかけるということが1本でできてしまうんです。
ミスト用ウォーター専用ボトルが付いており、約100回の噴射が可能。
ドリンク部分に氷を入れれば、ミスト用ウォーターも冷やされます。
熱中症指数モニター/温湿度SDデータレコーダー AD-5696
熱中症の発生リスクを示すWBGTや温度・湿度を簡単に記録し、解析できるのがこのデータレコーダーです。
温度・湿度・WBGT・日付・時刻をSDカードに記録することができ、パソコンで見ることができます。
温度、湿度、熱中症指数の上限と下限を越えるとアラームで知らせるという機能もあり、リスク管理に便利です。
クールビットキャップ
後方に垂れ下がったフラップ部分を水にぬらし、装着して使用するのがクールビットキャップです。
首筋への直射日光や紫外線を遮り、後頭部・後首部を冷やすことができます。
装着開始10分で、後頭部の温度が下がる実験データが示されている優れもの。
耳まで覆う紫外線対策重視でスポーツ観戦向きのワイドタイプや、首筋への熱射遮蔽を重視したランニング向きのロングタイプなどフラップ形状の違いにより様々なバリエーションがあります。
ボディータフネス 冷感 パワーストレッチ アームカバー JW-618
高い冷感機能を持つ繊維を使用することで、ひんやり涼しい着心地を可能にしたのがこのアームカバーです。
吸汗速乾性により、汗によるべとつきが抑えられ、風が吹くと涼しさ倍増。
UVカット機能も付いており、紫外線による日焼けや体力消耗の軽減効果も期待できますよ。
適度な圧迫感もあり、動きやすさをサポートしてくれます。
体を冷やすスプレー
服に吹き付けることで、瞬時に身体を冷やすことができるのがこのスプレー。
−20℃のジェット冷気が噴射され、ほてった身体を服の上から即時に冷やしてくれます。
緑茶抽出の消臭成分が配合されており、汗の臭いを軽減してくれるのもうれしいポイント。
服の上からスプレーするだけなので手軽に使用することができます。
どこでもアイスノン
ハンカチやタオルに吹きかけると、ミストが一瞬にして氷状になるのがこのどこでもアイスノン氷スプレーです。
この氷を火照った肌や首筋にあてることで、心地よい冷たさが得られます。
コンパクトサイズなので持ち運びにも便利です。
シャツクール
衣類に直接スプレーすることで、衣類を冷感でコーティングするというもの。
脇や背中など、汗をかきやすい場所にスプレーしておけば、汗をかくたびにひんやりとした冷感がよみがえるんです。
風にあたるとさらにひんやり感が倍増、外出前にスプレーすれば通勤通学中も涼しく過ごせます。
香りにはクールミントの香り、フローラルアロマの香りのバリエーションがありますよ。
経口保水液 粉末
汗を大量にかくと水分だけでなく電解質も失われるため、熱中症対策では水分だけでなく電解質も摂取するのが効果的。
経口補水液なら電解質と糖質の配合バランスが考慮されており、素早く水分・電解質が吸収され、脱水症状の予防や軽減に威力を発揮します。
こちらは粉末タイプなので持ち運びにも便利ですね。
塩飴
汗をかくことで失われやすい塩分やミネラルを手軽に補給できるがこちらのミネラル塩飴です。
石垣島の海水のみで製造された石垣の塩を使用、爽やかなグレープフルーツ味となっています。
グレープフルーツ果汁に含まれたクエン酸による疲労軽減効果も期待できますよ。
叩けば冷える瞬間冷却材
袋を叩くだけで、冷たいアイスパックをすぐ簡単に作れるのがこちら。
25度の使用環境なら、約30分間冷却効果が持続します。
あらかじめ冷やしておく必要がなくとても便利、急な発熱やケガに対するアイシングなどにも活躍しますよ。
屋外での暑さ対策
日焼け止め
日光に当たった肌は紫外線による日焼けはもちろん、乾燥も気になりますよね。
ぷるぷるのウォーターカプセル・ヒアルロン酸・ローヤルゼリーエキスが配合されていて、乾燥防止・保湿効果もあるのがこの日焼け止めです。
従来の約1/500サイズのミクロUVカットカプセルが配合されており、細かいきめの間にも行き渡って日焼けを防止します。
紫外線防止効果を示す数値はSPF50+/PA++++と最高レベル、ウォータープルーフなのにせっけんで簡単に落とせるので気軽に使えますよ。
サンバイザー
大きめのつばで顔への紫外線照射防止に大活躍するのがこちらのサンバイザー。
UPF50+対応、紫外線カット率98%以上と、高いレベルの日焼け防止効果が期待できるんです。
サンバイザーの内側に日よけ・雨よけになるクリアバイザーが内蔵された二重構造になっており、それぞれ違う角度にセットすれば日よけと顔や目へのゴミ除けの両方の効果を得られます。
スポーツ観戦以外にも、お買い物や自転車移動時などの日常使いにも重宝しそうですね。
サングラス
7枚4層コーティング技術加工を施した偏光レンズを使用し、UVA・UVB・UVC&目に有害なブルーライトの100%カットを実現したのがこのサングラス。
フレームは軽量で柔軟性のあるEMT素材を使用しており、18gと超軽量なんです。
さらに人間工学に基づいて設計されたデザインで、頭部への締め付け感が軽減されており、掛け心地の良さが追求されています。
性別を問わないデザインで、カラーバリエーションが豊富なのもうれしいですね。
氷嚢
氷を入れて使用する定番タイプがこちら。
口が大きいので、ロックアイスでも使用可能です。
ビニール袋で氷嚢を作ると表面に結露がついてびしょ濡れになりがちですが、これだと表面が濡れることなく、保冷時間も長くなります。
様々なサイズバリエーションがありますよ。
女性におススメ
グンゼ トゥシェ冷感
「外は暑いけど、クーラーの冷え性対策にレギンスは欠かせない…。」、そんな人におススメなのがこの商品です。
高い吸放湿性のナイロンを使用することで、汗をかくと乾く際の気化熱によりひんやり感が得られます。
伝線防止加工も施されていて、ひんやりとした履き心地とほどよいフィット感を兼ね備えた、夏に最適なレギンスです。
資生堂 プリオール クール美つやBBスプレー
大人の女性の夏の肌悩みの上位にあげられる、汗くずれ対策を意識して開発されたのがこの商品。
SPF50+・PA+++と高い紫外線防止効果を持つ、夏向けのファンデーションです。
スポンジに吹き付けて使うタイプで、肌につけた瞬間の-5℃の冷感が心地よく、肌をスッと引きしめてくれます。
例年数量限定で発売されており、要チェックの商品と言えそうです。