【東京五輪】水泳(競泳)平泳ぎ 小関也朱篤選手「遅咲き」のトップアスリート栄光と挫折

東京オリンピック水泳平泳ぎ代表小関也朱篤選手

競泳男子日本代表の小関也朱篤(こせきやすひろ)選手は、平泳ぎを専門とする競泳選手です。

188cmの長身と徹底的に鍛えた強靭な肉体を武器に、ダイナミックな泳ぎを披露します。

2014年に行われたパンパシフィック選手権では、100mと200m平泳ぎの二種目で金メダルを獲得する活躍で「ポスト北島康介」として注目されてきました。

トップアスリートとしては珍しく10代のころは無名の選手時代を過ごし、20代から頭角を現した異色の経歴を持つ小関選手はよく「遅咲き」と言われているんですよ。

そんな小関選手はどんな人なのか、小関選手のこれまでの経歴や家族、2017年の暴力事件の真相など詳しく説明します。

 

目次

小関也朱篤選手のパーソナルデータ

 

この投稿をInstagramで見る

 

テレ朝水泳(@swim5ch.tvashi)がシェアした投稿

生年月日 1992/3/14
得意種目 平泳ぎ
出身地 山形県鶴岡市
身長 188cm
体重 80kg
所属 ミキハウス
五輪代表歴 リオデジャネイロオリンピック200m平泳ぎ

リオデジャネイロオリンピック男子4×100mメドレーリレー

選手HP ミキハウス公式HP

小関也朱篤選手が愛用している水着やゴーグルは?

ミズノの最新技術を惜しげもなく投入した大会用スイムスーツ。着用するとフラットな姿勢がキープでき、体にかかる抵抗を軽減。さらに従来品よりも水の摩擦抵抗が約2.6%少なく、極限まで軽量化されています。

 

小関也朱篤選手ってどんな人?

 

この投稿をInstagramで見る

 

テレ朝水泳(@swim5ch.tvashi)がシェアした投稿

日本を代表する競泳選手の多くは、10代のころから全国大会などで結果を残し注目されている場合が多いですが、小関選手は高校3年生まではまったくの無名選手でした。

大学3年生の時に自由形から本格的に平泳ぎに転向し、自由形の練習で鍛えた強靭な肉体と188cmの大柄な体格を武器に飛躍的な成長を遂げ、ポスト北島康介として注目を集めるようになったんです。

 

小関選手はとてもまじめで研究熱心な性格で、普段から国内外の平泳ぎのレース映像を見て研究しているそう。

特に大学時代本格的に平泳ぎに転向して間もないころは、北島康介選手の泳法を何度も観察し、効率よく泳ぐ方法を研究して自身に取り入れています。

人から教わるばかりではなく、自分で考えて実践してきた成果が現在の結果に繋がっているんですね。

トップアスリートには珍しい「遅咲き」の選手ですが、成長を止めない小関選手に今後も注目です。

 

小関也朱篤選手の経歴

  • 4歳で水泳を始める。
  • 羽黒学園羽黒高校3年生で出場したインターハイで100m平泳ぎ3位入賞。
  • 日本体育大学進学後3年生の時に本格的に平泳ぎに転向。
  • 大学卒業後ミキハウスに所属し2014年の日本選手権で初優勝。
  • 同年パンパシフィック選手権で100m、200mの2種目で金メダル。
  • 2016年リオデジャネイロオリンピックに100m、200m、4×100mメドレーリレーの3種目に出場する。

 

小関也朱篤の結婚生活

小関選手は2014年11月22日にかねてから交際していた一般の女性と入籍し、2017年と2019年に女の子が生まれ、現在は2児の父として奮闘しているそうです。

「いい夫婦の日」にちなんでこの日を入籍日に決めたという小関選手。

嫁や子供のためという思いから競技に対する責任感が増したといいます。

 

小関也朱篤選手が暴力

小関選手は、2017年の11月から12月の間スペインで行われた日本代表高地合宿の期間中、同じ所属の天井翼選手に対して暴力を振るったと報道されました。

合宿中の炊事当番に天井選手が遅刻してきたことが原因で小関選手が腹を立て、利き手ではない左手で腹部と顎を殴ったとのことで、若手選手への行き過ぎた指導として大きな問題に。

小関選手はスペイン滞在中に所属先に連絡、天井選手にも謝罪して和解に至りました。

しかし、小関選手には所属先から2018年3月末までの対外試合出場自粛・日本代表活動辞退・減俸などの処分を受けることとなってしまったのです。

小関也朱篤選手の評判

小関選手の行動に関しては賛否の分かれるところだと思いますが、小関選手というアスリートの立場に立って考えると、合宿や食事に関してかなり神経質になる状況だったと思います。

そんな中のこの処分は重すぎるようにも感じますが、この試練を超えてさらに強くなった小関選手を応援していきたいですね。

 

スポーツの現場での体罰は問題ですし決してやってはいけないことですが、処分の内容は重すぎたようにも思いますね。
しかし、過去に問題があってもしっかりと反省し、さらに強くなって復帰した小関選手を応援していきましょう。

 

小関選手は今後の日本の平泳ぎをけん引する選手の一人になっていくでしょう。

今後の活躍に期待したいですね。

 

小関也朱篤選手の2020東京オリンピックへの期待

前回のリオデジャネイロオリンピックでは3種目に出場しながらも表彰台に届くことはなかった小関選手。

2020東京オリンピックでは持ち味であるダイナミックな泳ぎで、金メダルの獲得に期待します!

コメントを残す