神野大地(かみのだいち)選手は日本のプロ陸上選手です。
学生時代には箱根駅伝に出場し過酷な山登り区間である5区を任され、まるで平地を走っているかのような驚異的なペースで快走。
その結果「三代目山の神」と呼ばれ全国に知られる存在になりました。
2019年現在26歳の神野選手ですが「2020年に競技を引退する」と対談で語り、今後の進退にも注目が集まっています。
そんな神野選手とはどのような人物なのでしょうか。
陸上に生活のすべてを捧げた神野選手のこれまでの経歴や家族の情報、引退を語った真相まで詳しく見ていきたいと思います。
目次
神野大地選手のパーソナルデータ
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愛用シューズ | NV HANZO V2 |
出場種目 | マラソン |
自己ベストタイム | 5000m 13分56秒05
10000m 28分17秒54 ハーフマラソン 1時間1分4秒 フルマラソン 2時間10分18秒 |
生年月日 | 1993/9/13 |
出身地 | 愛知県津島市 |
出身校 | 津島市立神守中学校
中京大中京高校 青山学院大学 |
身長 | 165cm |
体重 | 45kg |
所属 | セルソース |
五輪代表歴 | 無し |
選手HP | https://kaminodaichi.com/ |
選手SNS(twitter・instagram) | official tweet |
神野大地選手ってどんな人?
小さいころから極度の負けず嫌いだったという神野選手。
小学生の時に野球の試合で負けた時には、自分の部屋に閉じこもって泣き続けることもあったそうです。
その負けず嫌いの性格から競技に賭ける気持ちは人一倍強く、周囲からは「陸上のために生活のすべてをかけている」と言われるほど。
普段の生活でも競技のことを第一に考え、周囲がどんなに夜更かししていても神野選手だけは決まった時間に就寝したり、レースが近くなると食事に気を使ってお菓子類は一切食べないといった徹底ぶりです。
そんな神野選手ですが、以前イベントで子供たちから「世界で活躍するために心がけていること」は何か質問されたことがありました。
質問に対して神野選手は「大きな目標ばかり見ると挫折したり、楽しむ気持ちがなくなってしまうので、走ることを純粋な気持ちで楽しむことを大事にしています」と回答。
厳しい勝負の世界で「絶対に負けたくない」とレースに向けた準備を徹底する一方で、そのストイックさの中にも「走ることは楽しい」という純粋な気持ちを忘れない神野選手。
こうした考えを持っているからこそ、第一線で活躍し続ける選手でいられるのでしょうね。
神野大地選手の経歴
- 中学一年で陸上を始める。
- 2009年、中京大中京高校に進学。
- 2012年、青山学院大学に進学。
- 2015年(大学3年)箱根駅伝で往路・復路完全優勝(5区区間記録)
- 2016年(大学4年)箱根駅伝2連覇達成
- 2016年、コニカミノルタに入社。
- 2018年、コニカミノルタを退社しプロランナーに転向を発表。
- 同年11月、セルソース株式会社と所属契約を結ぶ。
- 2019年、マラソングランドチャンピオンシップに出場するものの17位に終わり東京五輪代表を逃す。
神野大地選手の祖母は相撲界で有名人!
神野選手の祖母は大の相撲ファンでちょっとした有名人なんです。
毎年7月に行われる大相撲名古屋場所を、艶やかな着物姿で毎日観戦している姿がNHKの大相撲中継に頻繁に映っていることが話題になり、「白鷺の姉御」と呼ばれるようになりました。
また着物で観戦している姿がTBSアナウンサーの安住紳一郎さんの目に留まり、安住さんがメーンパーソナリティを務めるラジオ番組で度々話題にしたことからリスナーを中心に情報が拡散。
その後同ラジオ番組のゲストコーナーに祖母が電話出演を果たしたり、収録をいつものスタジオではなく神野選手の祖父母の自宅から生放送するなど、深い関わりを持つようにもなったんですよ。
神野大地選手が陸上引退?
神野選手は2020年に競技を引退することを考えているそう。
2020年には神野選手が目標とする東京オリンピックがありますが、出場権獲得に向けたトレーニングは想像を絶する過酷なもの。
肉体的にも精神的にも厳しいトレーニングを続けるためのモチベーションとして、2020年の東京オリンピックをひとつの区切りと考えてるようです。
東京オリンピックの出場権の有無を問わずに、2020年には自分と向き合う時間を持ち、引退か現役続行かの判断をするとある対談で答えています。
引退後のキャリアも明確に考えていることから、2020年の神野選手の引退は現実的なのかもしれませんね。
神野大地選手の彼女は?結婚しているのか?
神野選手は現在独身で、彼女の情報もありませんでした。
青山学院大学在籍時には交際相手がいたということでしたが、社会人やプロに転向した後はマラソン一筋の生活を送っているようです。
神野選手は2020年での引退も考えていることから、競技引退に合わせて彼女の存在や結婚報告を公表することもあるかもしれませんね。
神野大地選手の「かっこいい」インスタ画像
ユニフォーム姿の神野選手は引き締まった肉体がよくわかりますね。
マラソンは細身の選手が多いですが、その中でも神野選手はひときわ細いですね。
食事や飲み物などカロリー計算をしっかりして、適切に栄養を取っている成果なのでしょう。
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競技のパフォーマンスを高めるためにスポーツアイテムを取り入れている神野選手。
機能性もあり尚且つオシャレなスポーツアイテムはカッコいいです。
マラソンをしているときのカッコいい神野選手とは違い、オフの時に私服姿でタピオカを飲む姿はかわいいですね。
流行りのタピオカドリンクでリフレッシュされたことでしょう。
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全力でサポートしてくれる社長さんに対する神野選手の信頼が伝わってきますね。
神野選手が目指す新しい陸上選手像をぜひ実現させてほしいですね。
神野大地選手のツイッター
改めて #アジア選手権 マラソン優勝することができました!
日本代表というチャンスをモノにできて嬉しいです。
MGCが終わって気持ち落ちむこともあったけど、諦めずに自分の目標を見つめ直して頑張ってきて良かったです。マラソンランナーとしてはまだまだこれからです。引き続き努力します。 pic.twitter.com/ocpGQivepN
— 神野大地 Daichi Kamino (@daichiagu) 2019年12月22日
いい結果が出てもその結果に満足せずに努力を続ける神野選手は、自然と応援したくなりますね。
勝負の世界は厳しいですが、与えられたチャンスをしっかりものにして今後も活躍してほしいです。
怪我をして走れない時に何をするか!は非常に重要で、大きく復帰後の成績も変わります。
走れない悔しさ、辛さはもちろんあります。でもその期間にフィジカルのトレーニングに集中することで怪我が治って走りの練習が噛み合った時に怪我前より確実に強くなった自分と出会えます。 https://t.co/FKhM8hHXpG— 神野大地 Daichi Kamino (@daichiagu) 2019年12月17日
アスリートにとって最もつらい怪我による休養期間。
必要なものだとはわかっていても不安や焦りは募るものです。
辛い期間でも前向きに復帰に向けた準備ができる神野選手は精神的な強さが窺えますね。