身長172cmと、女性ながら高身長な新井千鶴(あらい ちづる)選手は、現在女子70kg級の世界ランキング1位。
得意技である内股や、小さい頃から鍛錬してきた足技を軸として、世界の猛者たちと対等に渡り合ってきました。
本記事では、そんな新井選手がどのようにして女子70kg級の世界チャンピオンになったか、新井選手の経歴から確認していきます。
また、新井選手の幼少期の体験や性格、得意技の細かな解説も盛り込みました。
この記事を読むことで、新井選手のことをより深く知ることができますよ。
- 新井千鶴選手のパーソナルデータ
- 新井千鶴選手の性格や人柄
- 新井千鶴選手の今までの成績・高校や大学などの経歴
- 可愛い新井千鶴選手のインスタ
- 新井千鶴選手の事が書かれてあるみんなのツイッター評価
目次
新井千鶴選手のパーソナルデータ
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生年月日 | 1993年11月1日 |
階級 | 70kg級 |
出身地 | 埼玉県 |
得意技 | 内股、出足払い |
世界ランキング | 1位 |
身長 | 172cm |
体重 | 70kg |
所属 | 三井住友海上 |
五輪代表歴 | なし |
選手HP | https://www.ms-ins.com/company/sports/judo/profile/arai.html |
新井千鶴選手ってどんな人?
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新井千鶴選手は、柔道にストイックで、熱い情熱を持っている人物です。
幼少期時代から自分の納得のいくまでとことん練習するまじめな性格の持ち主で、小学校時代では練習に打ち込みすぎたことで師範から心配されたこともあったとか。
中学時代では試合になかなか勝つことができず、関東大会で敗退してしまいます。
「もっと強くなりたい」という純粋な思いから、柔道クラブで大人と組み手をしたり、先輩の通っている高校へ出稽古をしに行くこともありました。
勝つというために、自分を厳しい状況に追い込むストイックな一面が垣間見えますね。
勝ちにこだわり、試合に負けた時には涙するほど負けず嫌いな新井選手ですが、とても地元想いな一面もあります。
高校を卒業し多忙な生活をしていても、母校での講演会や、柔道教室での指導者を積極的に買って出るなど、地元貢献にとても意欲的なんです。
その貢献が評価され、2019年には町民栄誉賞を受賞しました。
人間味のある優しい新井選手が東京五輪で金メダルを獲得するのが待ち遠しいですよね。
新井千鶴選手の経歴
- 小学校1年生の時に柔道を始める。
- 高校3年時の関東高等学校柔道大会とインターハイ70kg級にて優勝。
- 2012年アジアのジュニアユース大会で70kg級優勝。
- 2013年に世界大会の柔道グランドスラム東京で70kg級優勝。
- 2015年での柔道グランドスラム東京で70kg級優勝。
- 2016年柔道グランドスラム・チュメニにて70kg級優勝。
- 2017年の柔道グランドスラム・パリと柔道グランプリ・デュッセルドルフの2大会で連勝を達成し、快進撃を続けている。
新井千鶴選手の柔道スタイル
新井選手の武器は、小学校時代から徹底的に鍛えてきた「足技」です。
恵まれた長身から繰り出すリーチの長い脚と、鍛え上げられた体幹を軸に、ブレのない足技を繰り出します。
また、相手を倒すとすぐさま覆いかぶさり、「抑え込み」や「絞め技」に移行し、攻め手をゆるめません。
伸び悩んだ中学生の頃についた「考えて柔道する」という習慣も相まって、相手選手を徹底的に分析するのも強みです。
新井千鶴選手の得意技「内股」
内股は、相手を腰に乗せて、股の間から相手の内股をを跳ね飛ばして投げるダイナミックな技です。
新井選手の内股は、相手の右側に反身になって踏み込んで、そのまま右足を軸足として左足を相手の右内股にかけて倒します。
長身から繰り出す高い位置での新井選手の内股は、なかなか対策できるものではありません。
新井千鶴選手の得意技「出足払い」
新井選手の出足払いは、左手で相手の右袖を持ち上体を崩しながら、左足の土踏まずを相手の右足首にあてて倒すものです。
柔道の基本的な技でありながら、世界レベルで活躍する選手も好んで使う技となっています。
新井千鶴選手の「かわいい」インスタ
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似顔絵屋さんが書いた新井選手のイラスト。
目元や口などとてもかわいく書けていますね。
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2017年の世界選手権で金メダルを獲った時の新井選手。
かわいい犬のぬいぐるみと一緒に嬉しそうに写っています。
新井千鶴選手の彼氏は?
新井選手に彼氏がいるという情報は残念ながら入ってきていません。
柔道に専念しているようですね。
新井千鶴選手の2020東京オリンピックへの期待
女子70kg級世界チャンピオンになってから世界中で研究され、なかなか勝利が難しい状況でも勝ち星を収めてきた新井選手。
東京五輪でも十分に対策がされるのは必至ですが、そんな逆境に打ち勝つために日々過酷な練習をしている新井選手なら、絶対に優勝してくれることでしょう。
がんばれ、新井選手!
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