東京オリンピックのメイン会場となる新国立競技場のこけら落としではスタジアムの雰囲気がわかるだけでなく、様々な有名なアスリートやアーティストなどが出演することでとても話題になっています。
性別・国籍・健常と障害などの壁から完全に解放された24選手による混合リレー、国民から絶大な人気を誇るミュージシャンの「嵐」、「Dreams Come True」のパフォーマンスなどが特に注目されている演目です。
これからの日本を代表する競技場としての歴史がスタートする日として非常に注目されました。
目次
新国立競技場こけら落としの日はいつ?
新国立競技場のこけら落としは2019年の12月21日の16:30に開場し、18:30〜21:30頃まで行われました。
新国立競技場こけら落とし当日の天気
新国立競技場のこけら落とし当日は雨こそ降らなかったもののスッキリしない天気でした。
当日は曇り空が多くて気温もさほど上がらず、屋外競技場のために会場ではイベントの熱気と冬の寒さが入り混じっていたようです。
しかし、イベントは大盛り上がりでぐずついた天気などまったく気になりませんでした。
新国立競技場のこけら落としに出演した歌手は誰?
この投稿をInstagramで見る
新国立競技場こけら落としではたくさんの国民からの支持を得ている「嵐」と「Dreams Come True(ドリカム)」の2つのグループを同時に見れるとあって、多くの注目が集まっていました。
嵐が披露したのは「Love so Sweet」、「Happiness」、「A・RA・SHI」、「Brave」の順番に4曲。
最初の3曲は、2つのグループがスタジアムの両翼から競技場外周をぐるっと回りながら歌いました。
その後、バックのステージにて2つのグループが合流。
最後の4曲目はステージで5人そろって「Brave」を披露しました。
特にファンの間では嵐が初めて国立競技場でコンサートを行った曲の1曲目がLove so Sweetで、今回のイベントの1曲目が同じだったらしく、とても盛り上がったようです。
この投稿をInstagramで見る
また、ドリカムは「決戦は金曜日」、「OLA! VITORIA!」、「何度でも」の順で3曲を披露。
1曲目で名曲の「決戦は金曜日」を披露して会場のテンションをドリカムモードへ引っ張りました。
2曲目の「OLA! VITORIA!」ではボーカルの吉田歌手が終始笑顔で踊りながら熱唱。
3曲目の「何度でも」ではサビの部分を6万人の観客と共に大合唱し、会場を一つにまとめあげてる力は素晴らしいものがありました。
また、最後にはなんと超人気デュオの「ゆず」が登場し、オリンピックのテーマ曲になった「栄光の架橋」を熱唱して、歌手パートを締めくくるという粋な演出も。
イベント出場者
- 嵐
- ドリカム(DREAMS COME TRUE)
- ゆず(シークレットゲスト)
- 鼓童
- 東北絆まつり
- 飯塚翔太
- 井谷俊介
- 桐生祥秀
- ケンブリッジ飛鳥
- 小池裕貴
- 鈴木朋樹
- 多田修平
- 土井杏奈
- 福島千里
- 市川華菜
- 高桑早生
- 村岡桃佳
- ウサイン・ボルト(ジャマイカ)
- ジャリッド・ウォレス(アメリカ合衆国)
- ジェンナ・プランディーニ(アメリカ合衆国)
- レイモンド・マーティン(アメリカ合衆国)
- ライ・ベンジャミン(アメリカ合衆国)
- ムジンガ・カンブンジ(スイス)
- リチャード・ホワイトヘッド(イギリス)
- ジョニー・ピーコック(イギリス)
- ハンナ・コックフロット(イギリス)
- ソフィー・カムリッシュ(イギリス)
- マールー・ファン・ライン(オランダ)
- キャロル・ザヒ(フランス)
- 松岡修造
- 三浦知良
オープニングイベントはどんな内容だった?
新国立競技場のこけら落としイベントは大きく分けて「文化」、「スポーツ」、「音楽」3つのパートに分かれて催されました。
文化パート
まずは文化パートからイベントが始まり太鼓芸能集団「鼓童」が勇壮なパフォーマンスを披露。
次に東日本大震災で大きな被害を被った東北6県から代表的なお祭りが終結した東北絆祭りが伝統的な催しを順に披露し、会場を盛り上げます。
また、OUR SPORTS DAYセレブレーションパレードもその後に行われ、軽快なマーチングバンドによる演奏で観客を魅了。
そして、新国立競技場の華々しい幕開けをJOC会長である大東和美理事長がステージに登壇して、開会宣言を行うことでいよいよ新しい日本のスポーツの聖地として新たな歴史がスタートしました。
スポーツパート
スポーツパートはこの新国立競技場にもっともふさわしい人物の一人である、サッカー元日本代表の三浦知良選手の登場からはじまります。
日本サッカー界の躍進にとても貢献した三浦選手が新国立競技場に最初に足を踏み入れる際に、大歓声で暖かく迎えられたことは彼の功績を讃えてのことです。
そして迎えたセレモニーでは、今年日本中を沸かしたラグビー日本代表のリーチマイケル選手、中村亮土選手、田中史郎選手が登場。
2020年東京オリンピック・パラリンピック出場者にエールを送りました。
次には「ONE RACE」と言われる性別、国籍、健常者と障害者の壁を超えたアスリートが集結し、混合チームによるリレー競技が展開されます。
24人のトップアスリートがRED、BLUE、ORANGE、GREENの4つの混合チームに分かれました。
日本だけでなく、アメリカとパリの会場も巻き込むリアルタイム中継をつなぎ、最後は舞台を新国立競技場に決戦の場所を移して手に汗握るレースを展開。
最後はなんとウサインボルト選手、桐生祥秀選手の夢のアンカー対決も実現しました。
どちらも日本での知名度は高く人気の選手であるため、まさに夢の共演は観客をとても魅了して大盛り上がり!
結果は桐生選手の所属する「RED」チームが見事に1着でゴールして勝利する結果となりました。
興奮冷めやまぬ間に音楽パートに移り、国民的歌手である「嵐」と「Dreams Come True」が会場を一気に盛り上げます。
そして最後にはなんと、サプライズで「ゆず」が登場して「栄光の架橋」を熱唱して会場を一気にまとめ上げました。
終始魅力的なプログラムが組まれたことと、出演者が非常に豪華であったことから終始熱気がスタジアム全体を包みこんでいたようです。
イベント会場の外にも、スタジアムから流れ出る音楽を聞くために大勢の人が駆けつけ、まさに、派手な歴史の幕開けとなりました!
新国立競技場こけら落としのチケット
新国立競技場のこけら落としのチケットは第4次抽選まであり、当選者は会場規模のおよそ6万8千人です。
第1次〜第4次までの各次の申し込み期間にローソンチケットにて申し込み、抽選があり、当選した方が見事にイベントに参加できる権利を手に入れました。
第3次抽選以降は不明だった出場歌手が明らかになったことで、申し込み倍率がグンと上がったようです。
また、チケット申し込みの条件は下記のようなものがありました。
・一人4枚まで応募可能。
・3歳以上はチケット必要。
・申し込み本人の譲渡不可。
新国立競技場のこけら落としは大盛り上がり
東京オリンピックのオリンピックスタジアムとなる新国立競技場のこけら落としは、大盛況の中で無事終了しました。
2020年7月に開催される東京オリンピックで行われる開会式では様々なイベントや有名アーティスト・アスリートが一堂に会するので、楽しみですね!