巨大な体躯とは裏腹に、爽やかなルックスが印象的なベイカー茉秋(べいかーましゅう)選手は、リオ五輪90kg級で日本人初の金メダルを獲得した柔道家。
今回は、ベイカー選手の詳細の経歴から人となりの紹介、得意技の解説やベイカー選手の特徴的なプレースタイルについての解説します。
この記事を読んでベイカー選手について少しでも知っておくことで、試合観戦の際にはベイカー選手の立ち回りの狙いや、技をかける意図が少しわかるようになるでしょう。
- ベイカー茉秋選手のパーソナルデータ
- ベイカー茉秋選手の性格や人柄
- ベイカー茉秋選手の今までの成績・高校や大学などの経歴
- ベイカー茉秋選手のかっこいい筋肉インスタ
- ベイカー茉秋選手の事が書かれてあるみんなのツイッター評価
目次
ベイカー茉秋選手のパーソナルデータ
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生年月日 | 1994年9月25日 |
階級 | 90kg級 |
出身地 | 東京都千代田区 |
得意技 | 大内刈・大外刈 |
世界ランキング | 37位 |
身長 | 178cm |
体重 | 90kg |
所属 | 東海大学4年 |
五輪代表歴 | リオ五輪:金メダル |
選手HP | http://www.judo.or.jp/athlete/baker |
選手SNS(twitter) | https://twitter.com/16Champion1 |
ベイカー茉秋選手ってどんな人?
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ベイカー茉秋選手が幼少期(6歳)の時、柔道ではなくピアノを習い事にしていました。
当時、猫背ぎみにピアノの練習をするベイカー茉秋選手をみた講師が、『「柔道」をすれば姿勢が綺麗になる』と言われたのをきっかけに柔道をはじめたそうです。
そこから柔道にはまり力を付けていき、高校三年生の時に高校三冠(全国高校選手権、金鷲旗、インターハイ)、個人戦ではオール1本勝ちで優勝するほどにないりました。
東海大学に進学後はメキメキと力をつけて、2016年にリオ五輪で90kg級初となる金メダルを獲得し世界ランキング1位になったんですよ。
また、ベイカー選手は無類の動物好きでも有名で、Twitterでは自宅で飼っている愛犬を愛でる投稿もしばしば見ることができるんですよ。
本人いわく辛いときがあると、よく動物で癒されるそうです。
そんなベイカー茉秋選手の東京五輪での目標はもちろん金メダルでしょう!
柔道にストイックな愛犬家が金メダルを取るのが待ちきれませんね。
ベイカー茉秋選手の経歴
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- 6歳で柔道を始める。
- 小学五年生での全国小学生学年別柔道大会40kg級出場も、決勝トーナメント一回戦敗退。
- 中学二年生の時に一念発起して、中学3年で関東大会で3位を獲得。
- 高校二年生でインターハイ個人3位入賞。
- 高校三年生で高校選手権個人団体優勝、インターハイ個人団体優勝、高校三冠達成。
- 東海大学に進学、2013年のグランドスラムで初優勝。
- リオ五輪90kg級で日本人初となる金メダルを獲得。
- 五輪後、右肩関節の完全脱臼で休養。
- 復帰後、2018年ジャカルタでのアジア大会で団体金メダル、個人90kg級銅メダル獲得。
ベイカー茉秋選手の柔道スタイル
ベイカー茉秋選手の最大の強みは、「自分のプレースタイルをもたない」こと。
試合中に相手を分析して戦い方を臨機応変に変える、非常に対策されにくい戦術を使っています。
そのため、相手にとってほとんど研究ができないやりにくい選手なのです。
「相手に合わせて戦い方を自在に変える」選手は柔道界では稀で、そのためベイカー選手は「新種」と呼ばれています。
相手の攻撃をいなして耐え、不安定な体勢から足技を繰り出し相手を倒し、寝技に持ち込むのがベイカー選手の常勝戦術です。
時には果敢に相手の懐に入りこみ、常に密着して相手に圧を与え攻めの姿勢を作らせないことも。
どのような戦い方でも着実に相手を追い詰め、最後には倒してしまうのがベイカー選手なのです。
ベイカー茉秋選手の得意技:大内刈り
大内刈りは、相手の懐に入り込み足を刈り、後ろへ倒す柔道の代表的な投げ技。
ベイカー選手の大内刈りは、柔道衣の襟を引き下げて相手の重心を後ろに持っていってから大きく足を刈ることが特徴です。
相手と組みあいながら相手の重心が片方の足にかかる時を見逃さず、一気に前に押し出て軸足をかけながら相手を倒します。
動画では見事に相手を倒しているのがわかりますね。
ベイカー茉秋選手のカッコイイ筋肉
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たくましくて太い腕!日頃の鍛錬の賜物です♪
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胸板が厚くてたくましいですね!
ベイカー茉秋選手の2020東京オリンピックへの期待
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リオ五輪後に古傷である右肩のケガを手術して、復帰した後実績を残し、調子が上向いてきたベイカー選手。
東京五輪にむけて調整は万全でしょう。
流動的なそのプレースタイルで並みいる敵を翻弄し、ぜひ2連覇してほしいですね!
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